マラソン

アイデアのマラソン?アイデアソンに参加しよう

アイデアの創造プロセスが学べる

「アイデアソン」という言葉を聞いたことある人も多いでしょう。
アイデアソンとは、アイデア+マラソンをくっつけた造語で、メンバーを集って議論を行い、新しいアイデアやビジネスモデルを生み出すというイベントのことです。
アメリカで始まったとされるアイデアソンが、今学生の間でも注目を集めていて、様々な大学の学生がたくさん参加しています。

アイデアソンに参加するメリットは、既存の概念からは生まれない、新しいアイデアが生まれる過程を身近に見ることで、そのプロセスを学ぶことができる点です。
このアイデアソンは主にIT業界で開催されており、学生が参加するアイデアソンもあれば、社内で開催している企業もあります。
あらゆるシーンで活用されているアイデアソンに、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

発想力が身につく

アイデアソンは企業の社員教育をはじめ、学生教育の場でも有効とされ、近年盛んに行なわれています。
企業の部署や役職、大学や学部の専門分野の垣根を取っ払い、1つのテーマについてのアイデアを出し合い、チームによる学びを得ることで、今までになかった発想力を身につけることができます。
自分も積極的にアイデアソンに参加することで、テーマを他人事ではなく自分に関することだという認識も持つことができ、主体性を持つことにも繋がります。
意見を言える環境づくり、意見をまとめる力も養われますので、企業が欲しがる人材成長が期待できます。

コミュニケーション力も身につく

企業では、個人で仕事をすることはほとんどありまえんので、協調性やコミュニケーション能力に長けた人材が求められます。
学生のうちにアイデアソンに参加することで、専門分野を超えたチームとの関わり、アイデアの創造をする過程で協調性が身につき、さらにネットワークを形成したり、共感力アップなどの効果も見込めます。
企業主催の学生向けアイデアソンでは、優秀なアイデアだった場合は、専門家のサポートのもとで開発支援を受けて、実際の開発に採用されるケースもあるそうです。

最近では日本のGoogle、docomo、ローソンやTBSなどの大手企業をはじめ、経済産業省、自治体といった公的な機関まで、アイデアソンを主催するケースも増えているそうです。
チームが集まり、実践さながらのディスカッションを行い、新しいアイデアを創作し、商品開発からまちづくりプランまで、新規事業に生かされることもあります。
いまやIT業界にかぎらず、様々な分野でアイデアソンは起用されていますので、まだアイデアソンに参加したことがないという学生の皆さんは、ぜひ一度気軽に参加してみてはいかがでしょうか。